弁護士法人さくらさく法律事務所ブログBlog

日々の出来事

iPhoneデュアルSIM機能の落とし穴④~泥沼化

 

弁護士の櫻田です。

 

前回の③の続きです。

 

望まぬ端末買換えをし、povoMNP転出しましたが、事態はまったくの振出しに戻ってしまいました。一瞬で主回線の通話ができない状態に逆戻りです!

 

これまでの経緯からすれば、楽天のeSIMが原因ではないかと思いました。

 

なので、まずは、楽天に問合せです。

メール等での問合せ方法を確認することができなかったので、電話の方法でした。

ありがちなことですが、複数回、別部署を紹介され、そのたびに症状等を一から説明しなければならないという対応を受けました。たらい回しです。

最終的に紹介された部署で、

「デュアルSIMを使っているのですね、それなら、ピピっと設定を変更されてはいかがですか?」

と言われたときには絶句をしましたが、何とかならないものかと考え、

「ユーザーとして考え得る対応はしているのですが、お手上げです。同じような症状は把握されていないのでしょうか?同種事例やその対応策についてご教示いただきたいのです」

とお願いしましたが、

「こちらは何もお答えすることはできません。端末の問題でしょうから、appleさんにお問合せください」

とのことでした。

だから、端末は買い換えているのです。端末の問題ではないのです。

 

仕方がないので、appleに問合せです。

チャット、電話、端末の遠隔操作を駆使して、非常に丁寧に対応をいただきました。関連しそうなサイトの情報も提供していただきました。

しかし、結局、原因は分からず、どうすることもできないとのことでした。

 

あとは、auショップですね。予約をして来店しました。

事前に内容は伝えていましたが、povoはサイト限定での対応となるので、結局、ショップでは何もできないということでした。

それは理解しているのですが、auサイトでの手続には別の問題もありまして。

実は、圏外状態が続いているからか、povoauのサイトのマイページにログインしても、「提供可能なサービス」はないと表示されていたのですよ。

だから、サイトから、自分がどういう契約をしているのかも分からないし、プラン変更や解約等の手続もできなかったのです。

 

もうどうしようもないですね。auの窓口に電話をしてみました。

やはり、複数回、別部署を紹介された後、最終的に紹介された部署では、SIMカードの再発行を提案されました。本来はNGだが、特別にショップで再発行をしてもらえるとのことでした。

また、再発行か・・・。一縷の望みでしたが、以前のahamoの件があったため、本当に改善するのか半信半疑でした。

 

その後、予約を取って、auショップでSIMを再発行してもらいました。

結果は、やはりですね、新しいSIMでも圏外表示のままでした。

念のため、店員さんにどうすればいいか尋ねましたが、「この状態ではもうお手上げですが、povoではない、auの通常プランへの変更をしてはどうですか」と提案されました。

正直、通話通信は格安利用を希望しているので、通常プランへ変更はしたくなかったですが、状況が変わればと思い、通常の使い放題プランに変更をすることにしました。

長くなるので、詳細は割愛しますが、上記のとおり、auサイトでの手続ができなかったため、まずはその復旧をした後、複数回電話で確認をしながら、通常プランに変更しました。

 

・・・しかし、通常プランに変更された後もやはり圏外表示は変わりませんでした。

 

こうして泥沼に陥ったところで、⑤に続きます。