弁護士法人さくらさく法律事務所ブログBlog

日々の出来事

不惑・前厄の年

弁護士の櫻田です。

休み明けから、多くのご相談やご依頼をいただいております。
年末年始の休業中はご対応ができず、大変申し訳ありませんでしたが、順次、フルスロットルでご対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。

さて、個人的なことですが、私は、今年、孔子が言う「不惑」の年です。加えて、「前厄」の年でもあります。

孔子のような才人であれば、四十にして何も迷うことはなかったのかもしれませんが、私は、少なくとも今年のうちに、そのような境地には辿り着けそうにありません。
色んなことに迷って、考えて、そして、ようやく自分なりの決断をしたり、答えを見出したりということになるかと思います。
なかなか達観できない人間の言い訳かもしれませんが、それはそれでいいと思っています。
悩んでいろいろと検討しないと、思い付かない選択肢や気持ちもありますし、他者が絡むことであれば、なおさら即断即決するのは危険なことがありますから。
今年も、変わらず、都度、考えて、悩んで、答えを捻り出していこうと思います。

とはいえ、考え抜いてもどうしても分からないときは、開き直って、シンプルに考えて割り切るのも大事なことです。
思考力や精神力にも限度があるので、過度な負荷はかけるべきではないです。
この仕事をしている以上、身体の健康はもちろんですが、特に、精神面の健全は努めて保っていきたいと思います。

しかし、男性の不惑と前厄がほぼ同時期に設定されているというのも面白いですね。
何事にも動じず、迷わなくなったから、大きな困難や災いにも立ち向かえるだろうということでしょうか。両者の出自など詳しいことはよく分かりませんが、孔子の儒教と日本の神道・仏教との間に、何か関連性があるのかもしれませんね。

では、今年も、いろいろな経験を積みながら、精進していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。